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症例

一時は歩けないほどの痛みでしたが、右ひざの痛みがずいぶんなくなりました
70代女性

患者様情報

60代から膝の痛みに悩むようになっていました。一時期は痛みが強すぎて歩けないくらいでした。その後、整形外科に通うようになり、痛み止めなどで強い痛みは和らぎましたが、痛みが続いています。かばうようにして不自然な歩き方になるせいか、右膝にも痛むようになりました。

かかりつけの整形外科でヒアルロン酸注射をしてもらいましたが、効果はすぐになくなり、また痛くなりました。 しばらくは痛み止めや筋力をつけることで様子をみるしかない、と言われていました。

MRI所見

幹細胞 ひざ注射

変形性膝関節症 グレード2

関節裂隙狭小化

骨棘形成

軟骨菲薄下

軟骨下骨の嚢胞・骨髄浮腫

変形性骨壊死の可能性

内側半月板損傷

治療内容

幹細胞 ひざ注射 1回

患者様の感想

脂肪を取るときは、おへそを切るといわれて怖かったですが、いざ始まってみたら麻酔が少しチクッとしただけであっという間に終わりました。その後も痛みはありませんでした。

培養まで楽しみに待っておりました。膝の注射はヒアルロン酸注射と同じで、あっけないくらいにすぐに終わりました。そのまま歩いて帰れました。

膝に力が入るようになりました。階段を上るのが億劫で、エレベーターを必ず探していましたが、今は階段でもいいかなと思えるようになっています。

膝が痛かったのでくつも履きやすいものしか購入していませんでしたが、膝の痛みがなくなると靴も自由に選べるようになりました。

1,2週間ぐらいでもう痛みがなくなっていました。完全に消えたわけではないですが、あれだけつらかった痛みがずいぶん楽になって、本当にうれしいです。ひざの手術をする必要もなくなりましたし、もっと早くご相談して幹細胞を注射してもらえばよかったなあと感じています。

治療前後の評価

痛みスコア(VAS) 治療前 65  ➡治療後 5
ひざ関節評価スコア(KOOS) 治療前 296 ➡治療後 404

VAS:0がまったく痛くない状態、100が最も痛い状態
KOOS:日常生活動作、痛み、生活の質、症状、運動機能という5項目から、膝の状態を評価することができる指標。各項目100点で合計500点

医師の所見

膝の痛みを数年前より感じていらっしゃり、近医の整形外科に通院されていました。一時は歩行ができないほど疼痛がひどく、その間も鎮痛薬とヒアルロン酸注射で症状がおさまるのを待つという状況でいらしゃいました。その後も歩行時の疼痛や冬場など寒くなる時期に痛みが増悪していたようでした。

今回幹細胞1億個の注射を行い、治療後1週間程度で痛みが軽くなったことをご実感されていました。幹細胞治療による炎症抑制効果が発揮されていると考えられます。膝の痛みの指標であるVASスコアは65から「5」まで改善し、膝関節の評価指標となるKOOSスコアは296から404と大幅に改善しており、日常生活の不便さが解消されていることがわかります。

ご本人様からも幹細胞による再生医療の効果実感と、効果持続の長さのメリットを体感されています。引き続きクリニックでも経過を拝見させて頂ければと思います。

治療について

料金

関節1部位 
幹細胞培養上清液 投与回数(1回) 29万円(税込)
幹細胞数 投与回数(1回) 88万円(税込)

起こりうるリスク

[起こりうる副作用]
細胞採取部の麻酔時の疼痛や術後違和感、またひざ注射時の刺入部疼痛など。
症状によりMRIや血液検査などの検査を受けて頂く事があります。

 

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