ロゴ

症例

左膝が痛くてかばっていたら右膝も痛くなってしましました
70代男性

患者様情報

10年ほど前から膝の痛みを感じていました。両側痛みがありましたが、特に左側が痛いことが多く、ここ最近は痛い左側をかばうようにして歩くため、右ひざも痛くなっていました。布団から起きて立ち上がる時が大変で、ひざの痛みをこらえながら毎朝起きている状況でした。

痛みがひどいときはひざにシップを貼ったりしていました。ヒアルロン酸注射もうけたことがありますが、効果はもって数日で痛いのはしょうがないと思って過ごしておりました。

治療内容

幹細胞培養上清液 ひざ注射 1回

患者様の感想

膝に注射をするときは少し痛みがありますが、注射直後も歩いて帰れましたし、あっという間に終わりました。

私の場合は効きが早かったのか、1週間もたたないうちに痛みが楽になりました。「調子がいい!」と久しぶりに思えるくらいでした。

立ち上がろうとするときに左ひざに手をついて「よいしょっ!」とたちあがっていたのが、そのような動作も必要なくなりました。

不思議なことに注射をしていない右側が急に痛くなってしまい、おそらく左ひざの調子が急によくなったから右ひざに力がかかってしまったのかなと思います。

近いうちに右ひざもお願いしたいと考えています。

治療前後の評価

痛みスコア(VAS) 治療前 30 ➡ 治療後 20
ひざ関節評価スコア(KOOS) 治療前 365➡ 治療後 411

VAS:0がまったく痛くない状態、100が最も痛い状態
KOOS:日常生活動作、痛み、生活の質、症状、運動機能という5項目から、膝の状態を評価することができる指標。各項目100点で合計500点

医師の所見

もともとは左ひざの変形性膝関節症から始まっていますが、現時点では両ひざの変形性膝関節症と診断しました。疼痛の強い左ひざから治療をはじめています。

幹細胞培養上清液を注射し、1週間程度で効果実感されています。膝の痛みの指標であるVASスコアは30から20に改善しました。膝関節の評価指標となるKOOSスコアは365から411に改善しており、ご本人様も日常生活の動作の中で変化を体感されていらっしゃいます。特に立ち上がる時は膝関節が大きな役割を果たします。幹細胞培養上清液の効果が体感できるタイミングも日常生活のつらい動作の中であれ、調子いいな、と感じられるようになります。

治療していない側の痛みを感じたのは、これまでは両ひざ痛かった状態が、注射をした側が急に楽になったために、余計に痛みを感じたのかもしれません。未治療の右ひざも再生医療で改善が期待できます。両ひざの痛みを取り除いて、快適な日常生活を過ごして頂けることを願っております。

治療について

料金

関節1部位 
幹細胞培養上清液 投与回数(1回) 29万円(税込)
幹細胞数 投与回数(1回) 88万円(税込)

起こりうるリスク

[起こりうる副作用]
細胞採取部の麻酔時の疼痛や術後違和感、またひざ注射時の刺入部疼痛など。
症状によりMRIや血液検査などの検査を受けて頂く事があります。

 

ページトップ